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2024.01.28
4時45分起き。適当にパッキング、コンタクト洗浄液忘れ、エニタイム寄って靴取る、急いで電車、ヴィトンのスーツケースを持った臭いオバさん、『自己啓発の教科書』の1章は「自分を知る」こと、ユングとフロイトとMBTIとか、保安検査場で和服の女性はだいぶ入念にボディチェックされる、車の鍵…
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2024.01.27
深夜の梅ヶ丘。適当なコインパーキングに停めて古本屋。尾道の「弐捨db」が出張営業しているらしい。23時頃に一度入るも、狭い店内はいっぱいだったのでしばらくぶらぶらする。0時までやっているというコーヒースタンドを見つけて時間を潰して、終電がなくなりはじめる頃に店に戻った。さっきより…
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2024.01.26
起きてコーヒーを淹れたところで電池切れ。布団の中でひたすらに大島てるを見ていた。不健康極まりない。夜になってから重い腰を起こしてサウナ、今日はユーランド鶴見にしたけれど調子悪く早々に撤収。怠い。車を運転するのがやっとだった。
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2024.01.25
図書館でずっとぼやぼやしていた。いつまでこんなことを繰り返すのだろうと思う、悪い予感がある。文学全集のあたりをうろうろしても刺さらず。近代文学のいわゆる名作といわれるものたちを、いまさらどのように濫読すればよいのだろう。『「断腸亭日乗」を読む』を流し読み。荷風は意外とというか、む…
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2024.01.24
トレッドミルに飽きたので、ジムを出て河川敷を走った。暗闇の中で白いものが水面をなぞるように低空飛行しているのが気になって、足を止めると向こうも岩場に止まった。鷺だった。しばらくじっと眺めていると、もう一羽がすうっと同じ岩場にやってきてぎゃあ、ぎゃあと鳴き出した。シャワーを浴びて帰…
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2024.01.23
昼過ぎに車を洗いはじめて、気づいたら日が暮れていた。軽く寝て横浜へ。ジョイナスの有隣堂で『断腸亭日乗』の岩波文庫版を買う。袋はいらないです、と言うと「お買い上げのしるしに、本に帯を巻いてもよろしいでしょうか」と訊かれ、言葉が生き生きとしていた。「研修中」の札を付けた若い店員だった…
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2024.01.22
初台からの帰り、東横線が当たり前のように遅れて終電への乗り換えに失敗し、呆気なく途中の駅で放り出された。遅れていた大井町線を待つために自由が丘で10分ほど停車していたらしい。少し前なら喜んでオールナイトのバーで飲み明かしていた、そう思って何度かお世話になったバーへ上がる階段の前ま…
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2024.01.21
深夜、氷雨のなか自転車でジムへ。5kmのトレッドミル。徐々に速くしてゆくとフィジカルにもメンタルにも適度な負荷がかかって良いかもしれない。マシンは大きな窓に面するように置かれているので、顔を歪めている自分の顔を見ながら走っている。苦しくなると「思い出せよ! 思い出せよ!」という叫…
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2024.01.20
部屋で本を適当にめくる日。久しぶりに『国境の南、太陽の西』など。ねえ原くん、覚えてる? 覚えてるよな、お前そういうことは絶対忘れないだろうし、昔の話になるといつだってあの頃を美化して饒舌になるよな。中学3年のとき、教室の本棚にあったやつを俺が見つけて、村上春樹の名前だけは知ってい…
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2024.01.19
この間のライブで買った「YAVAY YAYVA RECORDS」のキャップを被って家を出る。ヤバイ・ヤイバ・レコーズ。MOROHAの自主レーベルの名前だ。一昨日、胸と腕を久しぶりに動かしたのが痛むのも相まってなんだか誇らしい。三田。今年度の金曜日は今日で最後らしく、5限の終わりに…
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2024.01.18
三田に居ると「サウナ行きませんか」とワカオくんから珍しいLINEが来たので、夕方に連れ立って大井町の銭湯へ行った。僕は滅多に他人とサウナに行かない。リニューアルしたばかりで小綺麗な脱衣場、備え付けの椅子には「生ケツ禁止」の張り紙。桃のイラストまで添えられていた。まだライトなサウナ…
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2024.01.17
夜から出掛け、みなとみらいのキノシネマで『パーフェクト・デイズ』。君もきっと気に入るよ、と言われた通りの良い映画で、それなりに思うところもあったので日記に書こうとするが諦めた。小説も映画も人文書も、纏まった感想や表を書こうとすると身構えてしまう。考えが浮かんでもその一手先まで辿り…
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2024.01.16
夜、サウナ。ロウリュの最後の回に間に合う。しばらく前までは「ロウリュ姉妹」と呼ばれる女性たちや、サウナカーで世界周遊を目指すという気張った若者がロウリュを担当していたが、いつの間にか人が入れ替わったようで、今日はコバヤシと名乗る男のスタッフがマキタのブロワーを持っていた。コバヤシ…
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2024.01.15
三田。昼はワカオくんとサンマルク・コーヒーの蟹クリームパスタ。彼も『高架線』を一気に読んだと言っていて、僕はちょうど『茄子の輝き』を読み終えそうなところだと言った。田町駅前の虎ノ門書房がもうすぐ閉店するらしく「半世紀のご愛顧ありがとうございます」とあった。森永プラザビル自体が取り…
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2024.01.14
『茄子の輝き』を読みながら両国へ。幕内の土俵入りには間に合ったようで、一足先に来ていた両親は力士の名前が入ったタオルや団扇をたくさん持っていた。ビールを飲みながらぼやぼやと取り組みを眺めた。
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2024.01.13
初台からの帰り、終電も迫った地下鉄駅のホームで、大柄な駅員が右手に飲み物の入ったビニール袋、左手に花束を持ってひとりで歩いていた。ひょっとして、このあとやってくる電車の運転手か車掌がこの乗務をもって引退で、「長い間お疲れさまでした」のような光景が見られるのではないか、と勝手に期待…
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2024.01.12
年末から続いていた躁というか軽快さみたいなものが遂に切れたようで起きてから全く動けなかった。布団の中でプロスピのアプリを消す。うだうだしながらどうにか5限だけ、途中から顔を出すと漢文の講読をやっていて、後ろの方の席ではタキくんがYoutubeで競走馬が出産する動画を見ていた。夜は…
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2024.01.11
二日前の日記を書くペースになってきた。一日中、二日前の日記のことを考えてエディタを開いている。ということは、過ぎ去った過去の日にばかり拘泥して先のことを何ひとつ考えられていないのではないかと思い始めて、いや順序が逆ではないか? 先のことを何ひとつ考えられないのは日記を書くことを自…
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2024.01.10
寒すぎた。夜から動き出して三鷹へ。UNITÉで滝口悠生と瀬尾夏美のトークイベントがあって、瓶のハートランドをくいくいと飲みながら聞いていた。
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2024.01.09
昼過ぎ、恋人を乗せて佐倉のあたりを走っていたら、がたがたと伝わってくる道路の振動に違和感があり、目についたローソンに停めて見てみたら右の後輪がパンクしていた。ロードサービスの積載車が来るまで待って、車を運び込んだオートバックスで修理が終わるのを待つと日が暮れていた。わざわざ千葉ま…
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2024.01.08
年末にバイトを辞めた。最終出勤日に店のレジ締めをしていたら、山奥の温泉郷でひとり湯治をする、というイメージが突然湧いてきて、それからずっと冬の秘湯と、鄙びた旅館のことが頭の片隅に在り続けている。山形県に滑川温泉というところがあって、そこにある旅館では自炊を前提とした素泊まりができ…
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2024.01.07
WordPressのアプリを入れたので、iPhoneからでも日記を投稿できるようになった。iPhoneからだとエディタが明朝体で表示されて新鮮に見える。サイト自体のフォントにはモリサワのプラグインを入れて、「UD新ゴ コンデンス90L」というシュッとした文字に設定してみた。ひとま…
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2024.01.06
昼前に起きてから一日中Wordpressを弄っていた。ようやく仕組みが分かってきた。テキストだけの日記を積み重ねていくのに適したデフォルトのテーマは少ないようで、あ、これは柿内さんのサイトのやつだ、とか、これは福尾匠さんのサイトのやつだ、とか分かりやすかった。まずは真似るところか…
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2024.01.05
機械書房の岸波さんは、内容の大小を問わず一日に4,5回くらいの頻度で「……したい」「……したら面白そう」などとツイートしている気がする、そしてそのうち7,8割を実現させているのではないだろうか。外に伏せていることもあるだろうからもっと、かもしれない。実際のところは知らない。多く動…
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2024.01.04
モニターを設置した勢いでデスク用のキーボードも買った。持ち運び用に軽いのを選んだ時と同じように、時間をかけて店頭の展示機で打ち心地を試して、どれも違う、どれも違う……と呟きながら頭を抱えて量販店を歩きまわってもこれだ! というものが全く見つからず、結局は予算に合わせて妥協しつつ決…
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2024.01.03
宮ヶ瀬湖へのドライブ・ツーリングの帰り、厚木のノジマ本店に寄ったら初売りでモニターが安くなっていたので、即決で買った。帰りは246が渋滞でほとんど動かず眠くて仕方なかったので、ベースの効いた曲を探しては大音量で流していた。年末の紅白ではperfumeがFAKE ITをパフォーマン…
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2024.01.02
寒い日で雨が降り出しそうな天気。着込んでワカオくんの家へ。ワカオ家の皆が出かけてしまったので、余ったおせちを食べて欲しいと言われていたのだった。夜にはスパイスカレーを振舞ってくれるようで、台所ではすでに仕込みが始まっていた。玉ねぎが3つみじん切りにされて、鍋でひたすらに炒められて…
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2024.01.01
蔦が絡みついた柵の下にはトレーラーヘッドや重機が整然と並んでいて、その向こうにみなとみらいのビル群が見えた。観覧車が10秒前からカウントダウンをはじめ日付が変わると、太い汽笛がぼう、と響き、それに合わせて遠くのあちこちから車のクラクションが、高い音でファンファーレのように重なった…