2024.07.06

 途中下車してNさんの家に寄るつもりだったが寝坊して初台へ急ぐ。今日もクソ暑く意味わからん、流石に暑すぎるだろうが、明日は東京で40度の予報らしい。Hottown like a 熊谷だ。ラップにおいての「like a 〇〇」構文は、やはり冠詞の「a」が必要なのだろうか? 一般名詞に冠詞がつくのはわかる。しかし韻に具体性を持たせるため〇〇には固有名詞が来ることが多く、それにもなんとなく「a」が付けられている場合が多い気がする。「like a」だと「ライカ」という発音になり「ライク」に比べてビートに乗せやすいのではないかと思うが、文法的にはどうなのだろうか。

“Like a”は英語で、「〜のように」「まるで〜のように」という意味を表します。例えば、「彼は風船のように空高く飛んでいた」ならば、「He flew like a balloon into the sky.」

―― この場合 冠詞のaは必要ですか?

はい、この場合、冠詞の”a”は必要です。英語では比喩や類推を表現する際に、”like a”の形を使いますが、冠詞がつくことが一般的です。例えば、「like a balloon」(風船のように)と言うときに、”a”が使われます。

―― balloonの箇所に固有名詞が来る場合はどうなりますか?

固有名詞が来る場合、冠詞の使用は文脈によりますが、一般的には次のようになります:

  1. 冠詞をつける場合:
    • 「He flew like a bird into the sky.」(彼は鳥のように空高く飛んだ。)
    • 「She sings like an angel.」(彼女は天使のように歌う。)
  2. 冠詞を省略する場合:
    • 文脈や表現の流れによっては、冠詞を省略することもあります。「He’s my hero, like Superman.」(彼は私のヒーローで、まるでスーパーマンのようだ。)

固有名詞が来る場合でも、基本的には比喩や類推の表現であるため、冠詞を使うことが多いですが、特に冠詞を省略することも可能です。文脈や表現のニュアンスに応じて使い分けましょう。

 気づいたら空が暗くなっていて、突風に乗せられた激しい雨粒が窓を叩きつけていた。ほどなくして雷鳴も轟きだし、激しい雷というのはとんでもない轟音になるものだ、とても自然現象とは思えないほどの、そのうえこれが電気の力であることが信じられないほどの何かを引き裂くようなバリバリという音が続き、そのたびに窓の外が明滅した。ほど近くに落ちたであろう音も断続的に聞こえた。それでもお客さんは怯むことなく、窓の外にときおり目をやるだけで静かに本を読み続け、僕は洗い終わったグラスを黙って拭いていた。沈みゆく客船の中で賛美歌を奏で続ける楽隊みたいだなと思った。